風ノ景色 祈リノ彼方

-square any time-

午後の光



窓から差し込む光が、薄い影ともに床に広がり、

時計の音と混ざって、静かな時を伝える。


何も無い景色が、あの時の気持ちを思い出させる。


あの時の風。


忘れられた、薄い思い出たち。


今、午後の光。