風ノ景色 祈リノ彼方

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連夜の一人言「情熱へ物申す」

連夜にくだらないことをお許し下さい。

唐突ですが、「情熱」は、生きていく上で最も大切な感情の一つであると思っています。

それだけあれば全てが足りる、と言っても過言でもないかもしれません。

この情熱は、物事と一心同体になって成立するものです。

つまり、対象が好きかどうか。

簡単です、それだけです。


でも、毎日好きなことばかりできる、そういう人ばっかりではないでしょう。

少なくとも、私の人生はそうです。


この情熱という言葉。

本を読み、悩み考え抜いた先に。


ある時期から、

一つ、情熱は作り出すことはできないこと。

二つ、情熱を維持することはできないこと。


ということがわかってきました。

情熱が必要だと説く本はいくらでもあります。でもそれを作り出すこと
を教えてくれる本は出会ったことがない。

じょあ、どうするんだよって。悩んだ末、どうしたか。

発想の転換が必要でした。


つまり、物事から離れることです。

物事が好きだからどうかという軸ではなく、
(好きなものを探すのでもなく)

自分自身がどう生きていきたいか。

つらい事や義務をどう引き受けていくか、それをどう楽しんでいくのか。

つまり、軸足を自分の人生に持っていくこと。

私の場合、それしかありませんでした。

充実してる!、って日々は、情熱的なときより少ないです。

でも、不自由だからこそ開ける視野もある。他人の痛みだったりです。

情熱がある人はそのまま進んで下さい。

それがない人は、その中でどう突き進んでいくのか。

誰しもが自分の人生をどうするか、どう生きて行きたいかは思うはず。

人生を捨てることができない以上。

そこに、今がより充実できるチャンスがあるのかもしれません。