風ノ景色 祈リノ彼方

-square any time-

大切な時

損得ではなく、 悲しみという花束を、 日々、 抱えて生きて行く事じゃないか

今、目を閉じて。風を想え。

日々の成果に囚われて、 恐怖で一杯になる私を 青い風の景色が頭の中をよぎって、 伝えた。 本当の恐怖は、 成果ではなく、 世界の成り立ちや 社会の在りかた それらを問わなくなること。 この美しい涙の意味を、 問わなくなること。 智の数々、 信念を忘れ…

二つの言葉

疲れて、 交差点の雑多の中を 薄目で待つ私に、 天井から水滴が落ちてきた。 はっ、と返る私へ 彼は二つの言葉を投げた。 「大丈夫だよ。」と、 「気をつけろよ」を。

最後でもいいよ

今日が最後、 今日が最後でもいいよ。 努力して駄目でも、 不安が消えなくても、 真剣にやれたなら、 今日で最後でもいいよ。

空へ

勝ち負けではなく、 優劣ではなく、 得るためではなく、 犠牲にするのではなく、 争うこともなく、 ダラダラすることもなく、 諦めることもなく、 欲に任せるのでもなく、 無駄なことなどなく、 我慢することもなく、 根性ではなく、 お金でもなく、 計算す…

遠く

どっか、遠いところ。 限りなく遠いところ。 そんなところに、 いつか二人で 行ってみたい。

薄れ行くモノ

昔あった孤独感や切なさ。 胸締め付ける、何か。 自分が何者で、 これから先どうなって、 生きる事って、 死ぬ事って、 大人になる事って、 あの人には、この孤独感がないのかって、 そんな孤独感や切なさ。 歳を重ねる度に薄れていく。 忘れていく。 皆忘れ…

午後の光

窓から差し込む光が、薄い影ともに床に広がり、 時計の音と混ざって、静かな時を伝える。 何も無い景色が、あの時の気持ちを思い出させる。 あの時の風。 忘れられた、薄い思い出たち。 今、午後の光。

その時の一瞬の気持ち、 それは、感情との出逢いだから。

旗と風

旗が 少しだけ強い風になびき、パタン、パタンと音を焦がす。 小さな私が見上げる時、 無限の青い空と、風が運ぶ時間が この涙を輝かせるよ。 私は私を忘れ、 あの日から何も変わっていないことに気づく。思い遥か、限りない今この瞬間。 真珠のようなこの涙…

時の廊下

温かい海風の中を歩いてみる。 日差しとカモメが重なる時、 海が輝いて、鐘が鳴る。 白いパンくずのような海岸を歩いてみる。 真横に寄せる小波の数々。永遠まで。 今、ここは時の廊下。 足元の無機質な貝殻が何かを語る。 見渡す限りの、青く、真っ白な空。…

ジブンラシク

人生は苦行なのかい? それが目的なのかい? 全部やめちゃえばいいだって? そんな事したら、逃げたなんて言う奴出てくるよ。 もう、ほっておいてよ。 道って。 ゴールなんてないよ。 先に行った人が偉いなんて誰きめた? 勘違いしないでね。 欲に任せて生き…

祈り

張り詰める水面。 全てを写す。 漂う野鳥の通り道、白き流星の如し。 老婆一人、川を眺める。人生、この先はいづこへ。 祈り。 まさに水鏡一心。 その姿、この水面と等しき。 今、涼しきものと一体なり。 名も無き景色、全てを満たす。 痛みとともに永遠が煌…

トキノナミダ

時々、記憶の彼方へある、あの時はどこへいったんだろうかと思う。 人は年の功からか、 「そんなことあったね。」なんて言うけど、 そこで確かにあった風景、 あの時の景色は、あの時にしか見えないものだから。 何もない、そんな時の流れに涙がでる。 そん…

切ない時。 世界が、 景色が、 涼しく輝く。 限りあることへの想い。 生を輝かす。 永遠の今。 私へと開く、美しき景色。

夜音

胸の中で、 あの夜の、虫の音が、 ひたすらに鳴っている。 過去の景色なのに、 どうしてこんなに、あの真っ暗な夜とともに 一つになって、鳴り響いているのだろうか。 今はない景色が、何か輝いている。 彼らは私に対して、ナニカを贈っているわけではないの…

無、この時。

比べることなく、 争う事もなく、 結果ではなく、 求めるのでもなく、 我慢や根性もなく、 認められたいわけでもなく、 恐れもこともなく、 怒りや恨みもなく、 思い悩むこともなく、 過去も未来も・・・ ただ、ひたむきに。 努めよ、我が背。 恙無く。

行け

背筋伸ばせ、 仮に避けられない事が起ころうとも、 培った哲学が消える事になっても、 今は、まだ私の轍。 行け

久しぶりに。

久しぶりに、 実家へ帰り、散歩してみた。 津波での被害の後、変わってないようで 周りの景色はかなり変わっていた。 初めてきたのかと思ってしまう場所もあった。 そんな中で、懐かしい公園に行ってみると、変わっていないようで、実はかなり変わってた事に…

時の扉

痛みを知った事で なんだか、 今ノ時ガ輝イテミエルノハ、 気のせいだろうか。 あまりにつらすぎるのは別として、 辛かった過去も離れると輝いているのかもしれない。 世界、経験に触れて、 見直す自己。 一人の旅を想う時。 痛みを手放した風が涙を呼び、 …

ミツメル

人間の最も根本的な真剣さは、 人生を考える時、 限られたトキを見つめる瞬間、 その姿の中にあると思う。

今日という日

貴方だけの時を 今日も大切に出来ただろうか。 どれだけの人が、今日 涙が出る程素晴らしい時だったといえるだろうか。 懐かしき、あの日。 誰も覚えていないかもしれない。 でも、確かにいた、自分。仲間。 今日という日。どう感じたろう。 太陽や夕日の輝…

・・・・

有難う。 切ない時を。

雑記

こんなにも切なく、 人生を想っているのに、 進まないところが、 人生の苦。 だけど、 こういう状況ではないと、 祈りが生まれないのも また、事実。

あの時から

あの時見た、空の彼方。 時の彼方に、私は今いて。 また、あの彼方まで人生が続いている。 風は、時間そのもの。 時間は、私に存在を実感させ、未来を伝える。 真剣になれる時。 今日という日を、尊く、よりよいものにしているだろうか。 散らばった皆は、元…

星涙

今日の涙 未来を見つめる瞳 僅かにあたる夜風は 慰めているのか、 無関心なのか。 足元に降り注ぐ星々。 これは数々の思想。 私はこの内の一欠片。 輝く一欠片。

ここから

そう、 ここから、 今日、いや 今からが 貴方の本当の道のりだよ

どうか

皆さん、 どうか、 私に前に進む勇気を下さい。

風になびく

西日を浴びて 少し強い風になびくススキをみて、 限りある人生を真剣に生きる事が大切だと ただ感じた。

なし

この空のように 全てのモノを綺麗さっぱりにして 尊き人生を輝きたい