風ノ景色 祈リノ彼方

-square any time-

肯定も否定も

何か意見を言った時、肯定する人はありがたいが結構危険だなと思う。

結局は、肯定するという事はその人にとっても意見が合致するだけで、
正しいとは本当のところ言えないのかもという意識はいつも必要だなと思う。

逆に何でも否定する人もいる。

これは、頭がいい人に多い。でも、だけど、と必ず続く。

残念ながら、否定の方が簡単だという事だ。だからこうなるのは仕方ない。


思うに否定する人は三つに分けられると思う。

・世間的な一般論で否定する人

・同じ経験をすでにしていて個別的な事情がよくわかっている人で否定する人

・自分の価値観の押し付け、認められたい型


三番目は意見を聴いていない人がいる。
私は、何か否定されたとき、それが二番目型かよくきくようにしている。こういう人はどこか説得力があって、具体的だからだ。不思議な事にこういう人は、一般論の意見をあまり言わない。二番目型は、否定はするけど得る事が何かあるのが事実で、その後一人になった時、言われた事を冷静に考える事が必要だと思う。

今の話まで踏まえて、本当は否定や肯定ではなく、それがよりよくなるように建設的になる事が大切で、話す時どういう建設的な意見をしてあげられるかが始めだと思う。

どう建設するかが、その人の視野だと思う。一般論的な人はやっぱり視野が狭い人が多いと思う。