風ノ景色 祈リノ彼方

-square any time-

久しぶりに。

久しぶりに、

実家へ帰り、散歩してみた。

津波での被害の後、変わってないようで

周りの景色はかなり変わっていた。

初めてきたのかと思ってしまう場所もあった。

そんな中で、懐かしい公園に行ってみると、変わっていないようで、実はかなり変わってた事に驚いてしまった。





懐かしくも、変わっていることが新鮮で、なんともいえない。今の子供は、どう遊んでいるのだろうか。

その新鮮さの中で、思わず思ったのは、確かに、自分はそこにいたんだなという事だ。

過去との距離が、自分の存在を実感させる。

かなり伝わらないと思うが、

過去を存在を見つめるその感覚、その確かにあの時にいたという実感。その感覚の中に今もいるわけで、要は、
当然今の自分も、将来から振り返ると、懐かしい存在なわけで。

今を真剣に生きる事も大切だが、

人生という限られた時の中で、今を生きていると一つ離れた感覚の中で、生きていくことが大切なのかなと思った。

限られた今をどう実感できりるかと思ったとき、辛いこともまた貴重なトキなのかなと思った。