風ノ景色 祈リノ彼方

-square any time-

風の扉

風が扉を開く時、

理性からすら離れる時、

そこには、ただ自分が在る。

在るだけで軸が立っている無色の何者か、

それが自己。


ネガティブになった時、この自己からたちまち離れてしまう。見失う。

本当の自己はいつもここにあるのに。

立ち向かう、その真剣さが自己。

自分だけの道という理性の開拓の中で、

いかに自分を見失うことなく、誠実に突き進めるか。