心の白旗
心の中で、どうも自分には情けない面があって。
何か物事で問題が出た時や、人間関係に緊張が出た時に、始めから白旗を上げてしまう時がある。
これは、一種の防衛反応で。
状況を例えると、
強盗に襲われた際に、あちらが要求してもいないのに、両手を上げてしまうこと同じだ。上げる方は、両手を上げているのだから、危害を加えないだろうと相手への期待と不安と、私の場合は一種の甘えから成り立っている。
いつも思うのだが、そうすることで本当に自分に危害を加えないなら、防衛措置にはなるのだろうが、相手がそうする保証は全くなく、自分の期待だけて成り立っているということ。そして、厄介なことに使える両手を放棄した事になる。
同じように、人生が(他人も)、そんなに甘くない事なんてわかってるのに。
なんだかそうしてしまう自分がいる。
また、臭いものには蓋というか、恐くて蓋を開けられないのも同じで、観て観ぬふりしている者もみても、状況はなんだか同じような感じがする。
両手を上げては、なんとかなる時も、そうならなくなってしまうこと、よく考える必要があると思う。