人生を問い直すという行為

本当にこれでいいのだろうか。 能力、願望、過去、人間関係、そのた不満・・・ いろいろなしがらみの中で自分の人生を生きていくのかという問い。 生き難いというよりは、心にこれらが張り付いているという感覚。 心をすっきりさせて生きていけないだろうか。 今の状況に満足そうな人を観ると、「痛み」を忘れてないかと思ってしまう。 同時に、もっと人生他にやるべき何かがあるのではないかとも思う。 だけど、先を急いでなにかを得ることだけという人生もむなしい。 ずっと足りないなにかに夢中のような気がするからだ。 また、追い求めても手に入らないもどかしさももちろんある。 本当はどういう状態が理想なのか。。。 友人が目標があるにもかかわらず本当に少しずつしか前進していない。 前進してはいるが、それは明らかに真剣さが足りない前進なのだ。 本人も真剣さに欠けることは本当はわかっている。 彼には何度か促そうかと思ったのだが、「人生はマイペースだ」といわれるのがオチなのはわかっている。 確かに人生はマイペースだと思う。ただこのまま今の状況にあぐらをかくのは違うと思う。一生懸命頑張れというのではない、ただ何か人生に想うことがあるのではないかということだ。有限なことを見つめ直してほしいということだ。 やはり、自分の人生をその都度真剣に問い直すということだけが大切なのしれない。 それは今足りないという状態ではなく、問い直すことで自分の人生（＝存在）を確かめるということなのかなと思う。 「痛み」に与えられた指名もきっと有限性を見つめることだと思う。 問い直しているときはきっと「今」を生きていると思うし、 問い直しているその瞬間が大切なんだと思う